「アスペルガー症候群」の話題が出た。
なにそれ?
と、無知な私は初めて聞く言葉だったわけですが
いつもながらわかりやすい説明でそこそこ理解できた。
今はインターネットでちょちょいと検索すれば詳しいサイトが
いっぱい出てきますので、詳しくはそちらで。
たとえばここ「アスペルガー症候群」など
「自閉症」
つい一昔前までは、
自閉症ってひきこもりってこと?という誤った知識が結構あった。
(これもなんというか字面がそう思わせる)
有名所では映画「レインマン」「アイアムサム」
テレビドラマでは「天使の消えた街」現在放送中の「僕の歩く道」など
ただこれらの自閉症は知的障害を伴っているが、
アスペルガー症候群は知的障害を伴わない自閉症の一部。
傍目には障害があるようには見えない。
しかし、どうしても健常者と同じように理解出来ないことがあり、
異端視され、いじめの対象になることが多い。
脳機能障害なので、親のしつけや本人の性格の問題ではないのだ。
そして、親の理解がなければもっと悲しい。
この障害の特徴として、記憶したものをずっと覚えている、
というのがあるらしい。
つらい思い出もずっと覚えているということなのです。
今までこの病気を知らずに生きてきたけど、知ることはとても大事だなと。
そして2005年2月寝屋川市の小学校で17歳の少年が教諭を殺傷した事件。
物凄く慕われていた先生が殺されて、どうしようもなく腹が立った事件ではある。被害者の先生側から見ると、
この少年の元担任でもないし、そんな十何年も前のいじめの事で逆恨みで殺されるなんて!!と腹が立つことこの上ない。
しかしテレビのニュースからは伝わってこない、
この少年がアスペルガー症候群であるということ。
子供の頃、その他大勢の子と同じように出来ず、
いじめの対象になってしまったのだろう。
周囲の理解も無く、悲しさと憎悪が消えることなくずっと持ち続けたあげくの爆発。
こんな病気なのだから何やっても無罪、などというつもりは無いけれど、
周囲の理解の無さ、ということの被害者であると思う。
知らなければタダの少年がキレたあげくの犯罪としか思えないこの事件、
判決決まって一件落着ではないことは確かです。
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