サイトでCM映像を見たとき、
あのオープニングがこう表現されてるのかぁ、
なんか期待できるかも、と思った。
ぼろぼろのオペラ座の地下、
シャンデリアの幕が取り払われると同時に
あの音楽が流れ、まばゆい光と共にシャンデリアが上っていく。
周りのぼろぼろだったものは過去の美しいオペラ座へと変わる。
劇団四季で観た時、
もうハートにドキューン(死語)っていうか
武者震いと鳥肌が同時に襲ってきた、
あのシーンが見事に映画の良さでパワーアップしたように思えた。
このオープニングじゃないとオペラ座の怪人じゃない!
ミュージカルは、シーンのそこここの台詞が歌になっている、
それが映画になるとどうなるのか、という心配も杞憂で
すごく自然だったように思えた。
舞台では、たとえ前の席でも詳しくはわからない、
役者の細かい表情が見えるのはよかった。
これを観る前に、
NHKの「英語でしゃべらナイト」にて
クリスティーヌ役のエミー・ロッサムと
ファントム役ジェラルド・バトラーに
中村雅俊がインタビューというのを観た。
ファントム若っっめっさ普通の人っぽいっ
クリスティーヌ18歳!?綺麗っっ
最後に中村雅俊がジェラルドに君の唇が知りたい、
と言って何気にホモ認定されていたけど。
オペラ座の怪人の中ではどうしてもラウルは影が薄くなる。
劇団四季のラウルは石丸幹二だったので、
やたらめったらかっこよかったですが。
でもやっぱりファントムかっこよかった、
あのマントを翻すところとか、
マスカレードで現れたところとか、
ブケーを舞台裏上方で追い詰めるところとか。
舞台では、ファントムのやることはどうやってやってんのか
わからないのでまるで魔法のようですが
映画は細々働いてるね、という感じだった。
カルロッタの声をカエルのようにしてしまうところとか。
映画もっぺん観たいなぁ、と思ったし、
舞台ももっぺん観たいなぁ、と思わせる作品でした。
この記事へのコメントはありません。