もう大好きです!
どっちかというと話題にはならないこのタイトル、
映画館にも観にいきました。
映画館はすいてました…。
映画館でボロ泣きしたのは私です、はい。
その後テレビでビデオで何度見てもその場面では涙ボロボロです。
他人が泣かないようなところで涙ぐわーっと出る人なのでどうしようもない。
その場面とは、
雫が書き上げた物語を聖司のじいちゃんが読み終えて感想を言うシーン。
「よくがんばりましたね。貴方は素敵です」
ここでもう毎回涙腺壊しています。
わかっているのに泣いてしまう(T□T)
漫画家にあこがれたり、小説家にあこがれたりする時期、
なんだかんだ言っても落書きじゃなく、
ひとつのものとして仕上げることの大変さを知り、
あこがれるだけではだめ、勉強の大切さも知る。
そして無茶をしてでも最後まで仕上げた人への言葉。
もう心にずっしり来ます。
無茶し過ぎと言えばし過ぎなんだけどね。
原作は言わずと知れた柊あおいの漫画。
私は読んではいませんが、
漫画の中では聖司君は絵描きで雫はキレイな一戸建て住まいらしい。
少女漫画は少女のあこがれるような世界が舞台であることが大事。
でも、このアニメはやけにリアルな団地住まい。
家の中のあのごちゃっとした絵、いいよなぁ。
パパは飄々とした学者肌で、ママは大学生。姉貴はしっかりもの。
「他人と違う道はしんどいぞ。何が起こっても他人のせいにはできない」
「そりゃ私にも見に覚えのひとつやふたつはあるけど…」
「あたしはやるべきことはやってるわ」
こういう両親だから中三のあの時期無茶できたともいえる。
自分のやりたいことを見つけて挑戦し、家族はそれを支える。
ええ家族やの~。
「つきしま~、カバンとって~!」
この一言で、ああ、この子は雫が好きなんだなとわかってしまった。
好きな子にはなんとかして話しかけたいっていう気持ち、わかるなぁ(´▽`)
神社裏での告白シーン、
これを初めて見るという友達数人(皆二十歳超)と見たときは
ピュアすぎる~ってみんな身もだえしてました。
合奏シーンもいいですな。
アンサンブル大好き人間なので合奏に弱い。
必死に歌ってる!って感じの主人公の声もよかった。
中学生ぐらいでこれ観るのはいいと思うんだけどな。
でももし自分が小中学生の時にこれ観ても、ピンとこなかっただろう。
この記事へのコメントはありません。