「伴侶を亡くしたじいさんが家に風船をつけて家ごと飛んで旅に出る話」
地上波テレビでやっていたので、観ました。
ぶっちゃけそれほど一生懸命に観るつもりもなく見はじめたのですが…
最初の10分で涙ボロボロ。・゚・(ノД`)・゚・。
↓以下ネタバレ有り
なんと美しく作ってあるサイレントムービー。
そしてそこでの出会いの後のエリーとの思い出が
今との対比でより孤独感が増している。
カールがペンキで手形をつけちゃった郵便受けにエリーも自分の手形を付けた
→手紙を取るときにエリーの手形に自分の手を合わせる
自分が家の中から、エリーが外から一緒に窓を拭いた
テーブルでご飯を食べた
自分の椅子の座る
→エリーがいた場所に誰もいない
旅行の(飛行機の搭乗券?)チケットを購入
→使われずに写真立ての横においてある
思い出いっぱいの家に固執しすぎて
意固地な頑固爺になってしまったカールじいさん。
風船で家を飛ばすってところがファンタジーなんだから
そこんところのいろいろな現実的でない要素はうんたらかんたら言いません。
風船がぶわ~って出てくるところは映像の美しさに感動しました。
空気の読めない、実践経験なしのボーイスカウトの少年がついて来た時は
こいつうぜぇ~邪魔すんな!Σ(´Д`;)
って思いましたけどw
嵐で家の中のものが落ちた時は壊れないように必死だったり
少年が家の中のものを勝手に触ったりとか
「エリーに触るな!(`Д´)」というカールじいさんの気持ちになったし、
冒険家が家に火をつけようとした時なんて
まるでエリーが殺されそうになっているかのような恐怖を感じたし、
家がエリーそのものになっていた前半。
だからこそエリーのメッセージを受け取った後
少年と鳥を助けるため家の中のものを壊れるのも構わず外に放り出して軽くして
家がまた飛んだ時は、家はエリーじゃなくてただの乗り物になっていた
という心境の変化というか成長というか凄く感じました。
椅子も外に出されていたけどちゃんと並んでいたから( ノ゚Д゚) よし!
最後に家が雲の下に降りて行っちゃったけど
ちゃんと滝の横に居たってのも、いくらご都合主義と呼ばれようが、好きだ。
あの冒険家はやっぱり(´・ω・)カワイソス
鳥を殺すつもりじゃなかったし、
自分の冒険を全否定された、それを覆したかっただけなんだよね。
でも一人で居すぎたためにひねくれてしまった。
悪役は高いところから落ちて行方不明という王道なので( ノ゚Д゚) よし!
きっと死んでないさ。
でも、
鳥の存在も証明されて名誉も挽回して冒険家に返り咲いて、
カールじいさんと一緒にこれからも冒険する!
っていうエンドでも良かったなあ。
少年も成長した。
結局お父さんは来てくれなかったけど、
ずっと一緒に遊んでくれるおじいちゃんが出来たしね!ヽ(´▽`)ノ
ワンコ達はたまらんね(>▽<)
動きがリアルなだけにあの翻訳機が生きる。
話をしているのに一瞬だけ違う話題に飛んだり、
給仕ができたり飛行機の操縦したり万能すぎるけど
ボールがたまらなく好きだったり。
ワンコも幸せそうだから( ノ゚Д゚) よし!
犬語翻訳機といえば「バウリンガル」
昔、トリビアの泉のトリビアの種で
忠犬ハチ公の鳴き声をバウリンガルで翻訳したらなんて言っているか
というのがありました。
ハチ公の鳴き声はたぶんソノシートで残っていたのかな?
んで、バウリンガルに表示された言葉が
さびしいよう
これを見て泣かない日本人が居ようか 。・゚・(ノД`)・゚・。
ずいぶん前に劇場で観ました。
大きなスクリーンで、迫力あったの覚えてます。
明ちゃん、すっかり魅せられちゃったようですね・・・。
>NIBARIKIさん
見終わっていろいろ思っている時に感想を書かないと
やっぱ忘れちゃうからその時の気持ちとか(;´∀`)
劇場も凄いですが3D大画面で見るとまた違うでしょうね~
私も好きな映画ですーーー!!
いい映画ですよね、また見たくなりました。
ウチに映画スタッフ用Tシャツが何故かありますw
実際のタイトルロゴが書いてありますよ~。
>みゃさん
スタッフTシャツwなぜww
タイトルロゴというと
「UP」って空に書いてあるアレですか?(・∀・)
そうです、UPです。風船も描いてあります!
確か、旦那が映画関係者から頂いたんだったと思います~
好きな映画なので大事に着てますw勝負Tシャツ。
>みゃさん
あの空に「UP」って書いてあるのいいですね~
なんか意味が深い。
昔は邦題って凝ってたけど
最近は英語をそのままカタカナにするってのが多くて。
でも「アップ」じゃさすがにわからんねw