内容説明:
東京下町の風情残る谷中にたたずむレトロカメラ店・今宮写真機店。
中古のクラシックカメラを専門に扱っている三代目店主の今宮龍一と
アルバイト山之内来夏の元には、さまざまな客が謎を運んでくる。
カメラの修理も得意とする今宮は「修理の基本は観察です」と言い、
鋭い観察力と推理力で次々と謎を解いていく―。
数々の魅力的な名機とカメラを愛する人々が織り成す、
心温まる連作ミステリー。
ミステリーと言っても陰惨な事件は起こりません。
解決してないな~と思うようなことはあるけれども
基本的にお話はやわらかいです。
クラシックフイルムカメラが好きなら、
結構たまらん描写が多いと思いますね。
私は詳しくないので、
クラシックカメラの写真集を見たいと思いました。
店長を筆頭に登場人物のほとんどが、
フイルムカメラを大事に思っているところもたまりません!
ほんわかミステリー好きにはオススメです。
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