韓国のゲームを日本ファルコムが
リニューアルして発売したのが6年前、
もちろん6年前にプレイしたのですが
なんとなくこってりしたRPGが
やりたくなったのでインストール。
Win98のゲームですがXPでも問題無しでした。
プレステ2でも出てるようです。
そして語りたくなったのでネタバレ満載で語り。
ファルコムがキャラ絵を書き直してるのでキャラ絵は美麗。
オリジナル絵じゃやる気出ないです、はい。
キャラ絵でカッコイイというキャラは
個人的にはいなかったけど
ともかく美麗。
ファルコムのこのキャラ絵描きさんはいつも美麗。
ブランディッシュVT(4)なんて
しびれまくりました。
英雄伝説も可愛さ重視のアニメ絵に走っていってますが
やっぱこういう絵の方がファルコムって気がする。
まずパッケージ。
これを見てまず買おうと思う人はいないのではないか
というぐらい
怖いパッケージ。
真ん中の、
ぶっとい鎖でつながれたボロボロの髪の長い男、
これが主人公だとは到底思えません。
うしろの爺さんも周りの女性キャラも怖いです。
唯一真ん中の白い女性だけが怖くないですが
幽霊みたいで別の意味で怖い。
ゲームのはじまり。
オープニングムービーなどなく、
ゲームが始まります。
メディチ隊長がゼフィールファルコンとはなんぞやと
説明してくれて
いきなりレベル30で戦闘開始。
そして監獄の牢屋から白髪の男を助けて
プロローグ1が終了なわけですが
その時のシラノのグラフィック、
白髪にボロ布をまとって赤い目が覗いています。
怖ええ
この時からシラノはメルセデスメルセデス言ってますな。
そして14年前、
シラノ20歳の時の話プロローグが始まります。
まさしく幸福の絶頂、
美人の婚約者と結婚するというその日の物語です。
メルセデスはこってり美人、
シラノは…なんと金髪碧眼。
でもはたちなんだから
もうちょっと可愛かっこよく描いてほしかった…
つかやっぱ顔ちょっと怖い。
金髪碧眼好きの私ですらちょっといただけない。
そしてここから西風最大の
難関システムを体感することになる。
それはRPGにはなくてはならないもの。
会話
キャラを動かすのがマウスだけ、
しかも4方向のみ、
話す相手をクリックする必要があり、
何度かクリックして
別の会話を引き出さないといけない。
一回のクリックでは全部話してくれない。
会話すべき相手は
フィールドをうろちょろしてて捕まえにくく、
誰と話したかもわからなくなってくる。
せめてテンキー移動ができたら
楽だったんだけど、
この時点でちょっと半挫折しそう。
パーティの客も多くて
まずここで話しかけ落としをして
そのずっと後で解決しない問題も出てくる。
ここである行方不明の男の子の話が
きけるのだけれど、
棚を調べないといけないのに気がつかない。
ほったらかしても本編に影響は無いが、
その後アイテムゲットをしそこねる。
そして主人公は悪魔協崇拝の濡れ衣を着せられ
友人に裏切られ
婚約者は早々に別の男と結婚したと聞かされ、
失意の中
死んだほうがマシという硫黄採掘に従事しているうちに
髪の色も白くなり
死に掛けたところをデイモスという神に救われる。
そして14年後メディチ隊長に助けられ、
ようやく本編開始。
と言いつつ最初はやはり「会話」に苦しめられる。
6年前と違って、
今は攻略サイトを作ってくれてる人もいて
行ったことない洞窟やらイベントやらも堪能。
音楽に弱い私は、
やはりクリスとシラノの連弾シーンに弱い。
そして喪服のメルセデスに会いに行き、
毒入りとわかっていながら
ワインを飲むシーンもいい!
メインキャラが所持装備と共に
ドンドンいなくなるあの展開、
初めてやったときは
驚きよりやはり焦りが多かった。
クリスがシラノの実の娘というのは
クラウジビッツはいつ察したのだろう。
真エンディングの展開もさることながら
やはり悪エンディングも見逃せない。
目の前でメルセデスが殺されるのを
見ちゃったシラノはぶっちぎれて
メルセデスを殺したメディチを
リデルもろともぶっ殺し、
返す刀でメディチを誘惑したエステも
ずんばらりん、
復活した破壊神は媒体のクリスごとぶっ殺し、
暴走を力づくで止めようとする常識人に
シルバーナを犠牲に差出し、
たった一人で神化チェザレをぶっ殺す。
周りがこんな危ないやつほっといたらヤバい、
と近づいてくる中、
メルセデスのことだけを想ってあくまで爽やかなシラノ。
その後ホワイトアウトするけれども、
想像としては皆になぶり殺されるより
あのまま崖から自ら飛び降りたとか言う方が
いっそ爽やか。
忘れてた部分も多々あったので、
久しぶりにプレイしたけど中々楽しかった。
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