吹奏楽コンクールでよく演奏される曲目を紹介する本です。
全曲知っていれば100%楽しめますが、
私のように知ってる曲が数曲でも十分楽しめます。
どうせならCD付だったらいいのにね、この本。
課題曲も14曲のってまして、
私の短い吹奏楽人生の中でもわかる曲が4曲も♪
その中の「風紋」という曲、
風紋とは砂漠なんかに現れる、
砂が風でなみなみ模様を作るアレのことです。
吹奏楽部に入って1年目だったので超初心者、
もちろんコンクールには出てないけれども
初めての課題曲に嬉々として練習しました。
それから十数年、
姉が「これ一緒にいかね?」と岡山大交響楽団の定期演奏会に
誘ってくれました。
姉「ニュルンベルク(のマイスタージンガー前奏曲)やるよ」
私「え!いくー!!(゚∀゚)」
ニュルンベルクのマイスタージンガー前奏曲は、
中学三年の時の自由曲だったので大好きなのである。
定演のパンフを見せてもらうと
「指揮者・保科洋」
あり?どこかで見たことあるこの名前の字面…
すごーく見たことあるぞ…と
十数年前の楽譜入れをごそごそ出して確認。
あー!やっぱ「風紋」の作曲者だ!!
「兵庫教育大学名誉教授」
はー、すごい人なんだな。
吹奏楽コンクール課題曲の作曲者って、
若手作曲家の登竜門なんだろうと勝手に想像してました(ノ´∀`*)
課題曲のアマチュア公募というのもあるらしいですが。
風紋作曲者の指揮でニュルンベルクの演奏を聴く…
至福のひと時でした。
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