読書の時間

「学校では教えてくれない風景スケッチの法則-不透明水彩絵の具ガッシュをつかって描く」増山 修


この本は凄い!
風景画の本は色々出ているけれども
油絵だったり妙に抽象化されてたりといまひとつピンと来ないものが多い中、
不透明水彩という学校で普通に使われている画材に特化。

不透明水彩なので、アニメ背景みたいにはっきりぱっきりしてないですが、
ここ!というところを押さえてほんわか塗りだけれどもリアルさもあるという
なんとまあ素晴らしい絵の数々が載っています。
アニメ背景の、美術ボードみたいな感じですね。

小学生でよく習う、
木を描くときは点々と絵の具をのせてムラを作る、
なんて事は書いていません。

ものの形を図形に置き換えて捉える、
影の色、
構図、
雲、水、土、草、木、と、ポイントの説明をした後は
書き方のプロセス写真とギャラリー。

デジタルで描いててもこれはもう役に立つこと満載。
見てるだけでも飽きないわこれは。

で、奥付を見てみると
著者の増山氏は
スタジオジブリで背景美術、
時をかける少女で美術監督補佐
ミヨリの森で美術監督、
うーん、さすがの道のり。

まさに不透明水彩使用中の小中学生が見ても良いし、
絵を描きたいなーと思うならこの本持ってて損は無し!!

「パースの技法-マンガでわかる遠近法・構図」染森 健一前のページ

お盆だから次のページ

関連記事

  1. 読書の時間

    「名言セラピー」感想

    著者の所には天才コピーライター ひすいこたろうと書かれてます。この時点…

  2. 読書の時間

    「ニッポン「もの物語」-なぜ回転寿司は右からやってくるのか」夏目 幸明

    これはおもしろい!前にここで紹介した「工場マニア!」がいろいろな工場見…

  3. 読書の時間

    「怖い絵」展 兵庫県立美術館2017

    中野京子氏の「怖い絵」が発売してから10年、私がブログで「怖い…

  4. 読書の時間

    「こんなに不思議、こんなに哀しい童謡の謎2」

    童謡の謎シリーズです。今回は哀しい童謡、恐ろしい童謡、不思議な童謡、妖…

  5. 読書の時間

    「絶対に出る世界の幽霊屋敷」

    226ページ、がっつり写真集です。幽霊に関する記述は少な目。廃墟…

  6. 読書の時間

    「金の言いまつがい」ほぼ日刊イトイ新聞

    言いまつがい。つい、言い間違っちゃったアレですよ。 図書館で、おー、言…

コメント

  • コメント (2)

  • トラックバックは利用できません。

    • みゃ
    • 2009年 8月 06日

    アニメの背景屋さんは偉大ですよー
    私も60歳近い方とご一緒に仕事した事在りますが、
    さすがというか何と言うか。
    弟子入りしたいと心から思いましたねー

    • 明宮村
    • 2009年 8月 06日

    実際の仕事をその場で見られるだなんて
    なんとうらやましい体験!!

    ビルとか街中だとデジタルの方が描きやすいけど
    やっぱし自然物のアナログ描きはいいねえ。

CAPTCHA


アーカイブ

おすすめ記事

  1. マラソン応援

    奈良マラソン2016 必死のパッチで応援
  2. 徒然2018

    奈良マラソン2018・必死のパッチで応援 その2
  3. マラソンカメラン

    カメランの名古屋ウィメンズマラソン2013 その13
  4. 徒然2017

    初めてのUSJ・後編
  5. 徒然2018

    奈良マラソン2018・必死のパッチで応援 その8
PAGE TOP