読書の時間

「纏足の歴史」高洪興(鈴木博訳)

読んでいた少女漫画が、
ちょい昔の中国が舞台で纏足の話をちょろっとだけ書いていたんですよ。


よし、ちょっと詳しく読んでみるか。
ってなわけで図書館で検索して、借りてきました。


「纏足」
といったら


・昔の中国の高貴な家柄の女子がしていた、布をぐるぐるまいて足を小さくするやつ
・自分で歩かなくても召使が全部やってくれるような高貴な人限定


というイメージだったのですが、
この本で色々情報が更新されましたね。


あと、昔の中国の書物から出展して訳してたりすると
ちょっと何言ってんのかわかんない(・∀・)
というところも多くて、
わかんないとこはすーっと読み飛ばしています。


ざっくり説明しますと


・いつどこでなぜはじまったかよくわかんない
・最初は、小さい脚の女素敵、程度だった。
・高貴な人だけがやってたけど、そういうものは下々も真似したくなるもの
・日本人のお歯黒も、美しくないけど貴族がやってたから流行ったし


・下々の民がやりたがる頃にはいろいろ認識がおかしくなってくる
・小脚でないと美人じゃないまともじゃない結婚できない
・女だから嫁に出すしかないから小脚にしないと結婚もさせられないから親も必死
・顔がまずくても小脚であれば美人のうわさが遠くまで広がる
・顔が美人でも大脚だったら結婚相手が泣き崩れる
・小脚にするための作業は手間だし本人痛いし大変だけど、
大脚のままだったらこの後の人生もっとハードモードという地獄


・小さい時から布を巻き付けてたら出来るレベルでは無くて、
親指以外の足の指を内側に折り込んで、
骨を折って肉を腐らせれば肉部分が減ってナイス
・1回その作業をやって終わりじゃなくて、
朝晩布を巻きなおすたびに女児が泣き叫ぶ声が聞こえる。
・大けがレベルだからって傷口がふさがるまで安静にしていては歩けなくなるので
痛くても歩くことを強要される
・とにかく詳しく書くともっと痛いのでここでは省略


・高貴な人なら歩けなくてもまあ生きていけるけど、
下々の農民なんかだと纏足で働かなくてはいけない地獄
・もはや「纏足している=金持ち」ではない


・布を巻いて小さい靴を履いてものすごく隠されているからある意味パンツの中よりエロさを感じる
・纏足用の靴にもエロスを感じる
・纏足をしているとアソコの締まりがよくなって具合がいいんだぜぐへへへ
※医学的に否定されています


・纏足をした足は親指だけが先端でとがっていて、
土踏まずは中に織り込まれるように湾曲して、
かかとは布を巻いていないのでしっかりとある。
その形はまるで西洋発祥の先のとがったハイヒールのようで、
不思議に不気味に似通っている。


・纏足やめようぜ、
という話が出てきても下々に行けば行くほど慣習を変えるのが難しく長い時間かかる
・それでも纏足反対が進んでくると、子供に新たに纏足をしなくなったり、
若い人は布を巻かなくなったらそこそこ足が大きく戻る
・それが進むと、今度は纏足の足のままでいるしかない年食った女性が笑いものになる
・子供の頃にこれをやらんとまともに結婚できないからと痛い思いをしたのに、
大人になったらそれを笑われるという地獄


とにかく情報量が多くて、
本を読んだ日は寝付けないわ夢にまで見るわ大変でした。

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